2016年9月10日 土曜日更新

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口頭発表プログラム

発表時間には質疑応答も含めます。
基調講演40-45 分
口頭発表30 分
口頭発表および展示30 分
口頭発表15 分
ポスター紹介2 分(交代時間含む)


1日目
9月20日(火) / 京都大学 益川ホール
海外から見た日本の木造建築および木工芸
08:15受付
09:00開会挨拶
09:20基調講演Benoit Jacquet(Coming soon)
10:00口頭発表Mathieu Peeters海外にある日本の伝統的木造建築
10:30コーヒーブレイク、お知らせ
11:15基調講演Mechtild Mertz日本の木工芸の美工および文化的側面
12:00口頭発表Benoit Jenn日本の衝立の過去・現在・未来
12:15昼食
PM見学ツアーおよび実演
19:00交流会(京都大学北部キャンパス旧演習林本部棟)


2日目
9月21日(水) / 京都大学 益川ホール
木材利用 その歴史と新たな展開
09:00Opening remarks
09:15口頭発表Claire Alix木材の選択から再利用まで-アラスカ北西部の考古遺跡から発掘された1000年前の木造船の部材 -
09:30口頭発表Michael Grabner伝統的木工芸技術 -ドキュメンタリーフィルム:知識経験を伝えてゆく方法
09:45ポスター紹介x 15 posters
10:30ポスター発表、コーヒーブレイク
11:15口頭発表Veronika Kotradyova木材表面の粗さやその他の特徴が人体に及ぼす作用
11:30口頭発表杉山 真樹触覚、視覚、および嗅覚から見た木材のヒトへの影響
11:45口頭発表松田 陽介切削仕上面付近のひずみのDIC分析とX線CT観察による細胞の変形との関係
12:00昼食
PM見学ツアーおよび実演
19:00研究交流会 (ザ ソウドウ東山京都)


3日目
9月22日(木) / 京都大学 益川ホール
木工芸の課題
09:00Opening remarks
09:15口頭発表足立 幸司東北の伝統工芸のための森林資源管理の現状と課題 - 大館曲げわっぱを事例として -
09:45口頭発表山本 浩之木材の寸法不安定性
10:00ポスター紹介x 14 posters
10:45ポスター発表、コーヒーブレイク
11:30Talk and exhibitionBernadette Backes寄木細工修復のための調色処理についての一考察 職人と研究者のコラボレーション
12:00口頭発表Jane Cobbiフランスに現存する最も古い木材 -木曽の民家-
12:30昼食
14:00
  -
17:00
公開シンポジウムCatherine Lavierフランスにおける日本建築の考古学的寄与-アルベルトカーン庭の展示-
大藪 泰日本の漆産業を考える -若い後継者が活躍するために-
渡邉 晶建築技術の歴史的展開の比較研究 -ユーラシア大陸の東西間の相違-
19:00交流会(京都大学北部キャンパス旧演習林本部棟)


4日目
9月23日(金)/ 在京都フランス総領事館
木製楽器とそれに関する木材の物理的性質
09:30Opening remarks
09:45口頭発表David Van Edwards現代におけるテオルボの再生 -木材、デザインと工芸研究-
10:15口頭発表大河内 隆之国産バイオリンの表板における木材利用の年輪年代学的研究 -鈴木政吉の工房で1915-1930年の間に製作された高品位の手作りバイオリンの特徴-
10:30コーヒーブレイク
11:00口頭発表銭谷 菜々未促進劣化による木材の色と振動特性の変化
11:15口頭発表中西 遼篳篥の振動板に用いられる葦材の物性
11:30口頭発表Pierre Cabrolierツゲ材の物理的・機械的性質 -計測値と経験値の比較-
11:45口頭発表Iris Bremaud「民族-生物-物理的」観点から見た木材のビジョン確立に向けて -木製品製造者の図版-
12:00Closing remarks
12:30昼食
PM見学ツアーおよび実演

・ポスターは会期を通じて掲示の予定
・木工芸に関する実演や展示も開催
・見学ツアー(京都市内および周辺)
  少人数グループでのツアーを毎日、複数実施します。

見学ツアー(New)
9月20日(火)午後
 20-A:伝統工法を用いた近代建築など(定員30名)
 20-B:明治時の建築と庭園(京都大学清風荘)など(15名)
 20-C:文化財建造物の保存修復現場(仏教寺院の伽藍)(20名)
 20-D:伝統的な屋根仕上げ(檜皮・杮)技術と京町屋(10名)*1


9月21日(水)午後
 21-A:数寄屋大工 工房・施工現場(10名)
 21-B:伝統的な屋根仕上げ(檜皮・杮)技術と京町屋(15名)*1
 21-C:文化財建造物の保存修復現場の見学(仏教寺院の本堂)(20名)
 21-D:ナグリ加工、北山杉(15名)
 21-E:ひき物工房と美術工芸品の修復(10名)


9月23日(金)午後
 23-A:漆の科学と技術(京都市産業技術研究所)(15名)
 23-B:木漆工芸の工房(15名)
 23-C:文化財建造物の保存修復現場の見学
    (寺院本堂の屋根工事)京指物工房(15名)
 23-D:加工痕跡のある出土木材など(京大総合博物館)、明治時の建築と庭園(京都大学清風荘)(15名)

20日、21日の *1は同じプログラムを2日開催します。

参加申し込み
 ・見学ツアーは、本シンポへの「聴講のみ事前参加登録」をされた方が対象です。
 ・事前参加登録者に、ツアーの詳細や料金(1000から3000円)をお知らせしますので、まず本シンポに参加申し込み下さい。
 ・定員になり次第締め切らせて頂きます。



ポスター発表プログラム

・ポスターパネルの寸法は、幅 900mm × 高さ 2m です。
・ポスター紹介(flash talk)で2分間のプレゼンテーションをお願いします。(21日または22日)
・ポスター紹介ではスライドを1枚ご準備ください。
No.Flash talk day1st author nametitle
P-01day 2
(21st, Sep)
Muriel BordessoullesArchaeometrical contributions in the Japanese architecture in France: the pavilions of Albert Kahn’s gardens (Boulogne-Billancourt, France)
P-03Catherine LavierThe mystery of the "Japanese grand piano" at the Art and Industry Museum of Saint-Etienne (France)
P-05Catherine LavierWood studies on European sculptures and statues in the French museums: cultural wealth of collections and lack of analytical framework
P-07Catherine LavierWood for making boats: first review of current archaeodendrometrical studies in France
P-09横山 操ヒノキの経年による物性変化
P-11木澤 直子古代の木製櫛の樹種と加工技術 -発掘された櫛、現代の櫛と古文書-
P-13田鶴 寿弥子木像の樹種識別 -獅子・狛犬および神像-
P-15久山 貴暉京都府における地域産材の生産と消費の量的効果 -木造建築部材について-
P-17山崎 真理子国産材資源の需要供給バランスと都市木化プロジェクトへの応用
P-19堀田 修吾画像解析による塗装木材表面のあらさ感の予測
P-21仲村 匡司単純な意匠を有する実大木質壁面の視覚的な好ましさと快適さ
P-23吉田 美音木質平面パネルを観察するヒトの認知反応の測定
P-25米山 菜乃花塗装木材の見えの定量的評価
P-27加藤 茉莉子我々はバイオリン杢をどう見るか?
P-29小川 桂範演奏中のコントラバスの振動に対する床振動の影響
P-02day 3
(22nd, Sep)
竹口 彩湿度制御した温風処理によって発生する漆仕上材の表面ひずみの測定
P-04片山 雄太すり合わせ・木殺しが接着性能に及ぼす効果
P-06福井 杜史之振動解析による木材の損傷検出
P-08村上 奈央こけら葺屋根に用いた銅板の腐朽抑制効果
P-10中野 ひとみハンドヘルド蛍光X線分析装置による伝統的木造建築における銅成分のIn-situ計測
P-12栗崎 宏屋外暴露における銅板から木材への銅の移行
P-14西本 孝一檜皮およびこけら葺屋根材の防火処理
P-16村上 由美子考古学と木質科学:京都大学総合博物館所蔵 奈良県唐古遺跡出土遺物を例として
P-18山下 晃功こどもたちが木の工芸と木質工芸に親しむために:多言語絵本プロジェクト
P-20皆川 真澄ヒノキの低速二次元切削における先割れの発生と刃先近傍のひずみ分布との関係
P-22古川 隼人粘着テープ引きはがし時に発生するアコースティックエミッションを利用した木材表面の毛羽立ちの評価
P-24大野 未奈木材乾燥における品質制御技術
P-26武呂 美和子熱処理による木材の熱伝導性の変化
P-28松尾 美幸湿熱処理による木材の寸法回復
P-30杉元 宏行圧縮木材における透過部位の制御

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